多くのストレスに囲まれながら生きる現代人にとって、植物の持つ自然の力を利用してストレスを和らげるアロマテラピーは大変魅力的です。
アロマテラピーの効果
アロマテラピーとはアロマ(芳香)とテラピー(療法)を合わせた造語で、文字通り「芳香療法」のことです。
植物が持つ香りや有効成分が凝縮された精油を使って人間の身体に本来備わった自然治癒力を高め、健康維持や疲労回復、体調不良などの心身の不調を癒すことで病気になりにくい体質を作る効果が期待されています。
このように、アロマテラピーは病気をピンポイントで治療する西洋医学とは根本的に異なることを理解しておきましょう。
アロマテラピーで期待できる効果は、使用する精油によって異なります。例えば、代表的なラベンダーの精油には鎮静効果があり、ストレスにより緊張した心身をリラックスさせることができます。
他にも、清涼感のある香りで気分をリフレッシュさせたり鼻をすっきりさせたりするペパーミントや、気分を明るく前向きに導くオレンジなど。精油に含まれる有効成分はそれぞれ異なり、アロマテラピーに用いられる精油の数は300種類以上もあります。
まずは、ご自分のお気に入りの香りを見つけることから始めると良いでしょう。直観的に気に入った香りの精油は、そのときの自分の心身が必要としている香りである場合も多くあります。 |